昨年まで振り返りと来年に向けた抱負に関するブログはnoteに掲載してきましたが、個人的な内容はニュースレターにまとめてしまおうということで、こちらに投げていきたいと思います。
さて、今年の仕事は来年に大きな宿題が残った形になってしまいましたが、区切りをつけ少しの冬休みをいただき、ゆっくりと年末の時間を過ごしながらこの記事を書いています。
2023年の振り返り
2月に27歳を迎え、もうじき30歳を迎えるのかと一層意識するようになりました。これをきっかけに30歳までの残りの時間でどのようなことをし、どのような状態で30歳を迎えたいのかを考えるようになりました。
2023年の初めから4月ごろまでは、悔いが残る形で継続してきた仕事一つクローズし、若干スローペースで過ごしていました。
しかし、ちょうどその頃幸いにも自分にとって挑戦的な仕事が舞い込んできたため、大きなロスタイム無く新たなスタートを切るきっかけになりました。
この仕事を掴めたお陰で、自分にとって新たな挑戦の舞台をいただくことができました。結果的に2023年も密度の濃い形で、今現在課題が山積みの状態になってはいますが、来年以降の挑戦として不足のない目標ができました。
具体的には、これまでエンジニアリングプレイヤーとしてプロダクトに携わってきましたが、これに加え、エンジニアリングマネジメント領域が求められるロールを新たに得たことで、これまでと全く違う視点で物事を見る必要が出てきたり、コミュニケーションが求められるようになりました。
どこを切り取っても自分の満足のいく形で今年を締め括られたとは思えない状態なので、来年以降がやりがいに満ちています。
正直、このまま今の形で仕事を続けていくか、新たな環境や形に挑戦するかずっと考えながら過ごしていました。エンジニアリングプレイヤーとして生きていくのであれば、会社員に縛られない方が挑戦的な形で仕事ができそうだなと思ったりしましたが、今年大きくマネジメント領域が求められるようになったことで、全然成果が出せないという部分に面白さも感じました。笑
今の結論としては、今の形を継続しこれまで培ってきたプレイヤーとしての部分に加え、マネジメント領域のスキルを身につけ、エンジニア組織作りに挑戦したいと思っています。
少し話が逸れますが、将来的に大きなライフイベントが訪れた時に働き方が縛られないかということや、収入ももっと伸ばさなければいけないということを考えると、個人事業主の選択肢が大きくなる瞬間がありました。
過去少しだけ個人事業主として活動していたことや、最近も本業が落ち着いている時にお手伝いさせていただくことがあります。収入面と時間的な拘束が無いのはすごく魅力的です。しかし、最近では裁量労働型を採用している企業も多いですし必ずしも個人事業主だけの魅力とも言えなくなっていることを考えると労働形態に今固執するのは少しズレているような気がしたというのも上記の結論に至った理由です。
蛇足ですが、8時間労働制には個人的に疑問を持っています。労働者を守る仕組みや制度が整っていないがために継続されている背景はあると思っていますし仕方がないと思います。しかし、コロナ禍でテレワークが推進したように、何がきっかけで労働形態が変化かは予測ができません。(次は前向きな形で変化する未来を願いたいですが)近い将来より柔軟な労働基盤がやって来ると思っています。
2024年の抱負
30歳までの残り3年をどのように過ごすか。2023年はこれをよく考えました。新たにエンジニア組織開発のような組織マネジメントは今後やっていきたいことのひとつです。
その為に今の自分に大きく欠けている要素として2つあると思っています。ひとつは圧倒的にマネジメントスキルです。これまで経験がないのはもちろんですが、リーダーとしてのスキルである個人間のリードスキルとは違ってチームを運営する、グロースさせるというは全くジャンルが異なると感じています。
自分が専門とする領域でリードするのがリーダーで、自分が専門としない領域も含めてリードするのがマネジメントというようなイメージを今は抱いています。もちろん全く素養のない状態でこれをやるわけには行かないと思いますので、理解は必要なので常に学んでいくことが重要なわけですが、この要素がやはり足りない。
自分がこれまでやってきていない領域の人間を巻き込んだコミュニケーションがうまくいっていないというのが2023年の失敗の原因であるような気がしています。
ふたつ目は、バックエンドスキルの不足です。これまでフロントエンドエンジニアとして様々なプロダクトに携わってきて、抱いているコンプレックスとしてプロダクトの根幹に影響力を持てないことがあります。DXやプロダクトをグロースさせていく時にパフォーマンスに影響するのはバックエンドの構成であったりアーキテクチャ、仕組みになると思っています。
もちろんUXであったりプロダクトのインターフェースはフロントエンドがになっているので、そこがプロダクトの質を担保しているため、どちらが影響力が大きいという話ではないと思いますが、プロダクト全体として影響力を持つ為には、フロントエンドもバックエンドも理解し、包括して見れるスキルが必要なのではないかと思っています。
どれだけ立派なUXフローを描き、それを実現するインターフェースを開発したとしても、そのインターフェースを活かせるAPIが無いとプロダクトとして実現できません。
ひとつ目は試行錯誤しながら、自分の経験値を積み重ねていきたいと思っています。ふたつ目は新たな学びとなりますので、初心者として謙虚に向き合いながらスキルを身につけていきたいと思います。
自分が携わるプロダクト、チームの基盤を固めることを目標に2024年も頑張っていきたいと思います。
さいごに
2023年の振り返りと、2024年の抱負をつらつらと綴ってまいりました。2024年で社会人10年になります。過去の自分が今の自分を見るとどう思うだろうかということをたまに考えます。これを考えるたびにテニスの王子様の越前リョーマが言った「You still have lots more to work on.」という言葉が頭をよぎります。
きっとこの先の人生も100%満点ということはないんだと思います。しかし、過去の自分が今の自分を見た時にあっぱれと褒めてくれるような人生にはしていきたいと思うのです。私にとってはそれが十分幸せです。
2023年みなさま大変お疲れ様でした。来年も良い年でありますようにささやかながら願っております。